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Weberチャコールグリルで始める~アメリカンBBQ~

Weberチャコールグリル アメリカンBBQ

嬉しいことに娘や甥姪が生まれて、家族グループがますます賑やかになってきました。家族が増えると若干小さく感じてくるのが今まで使っていたWeberジャンボジョー・チャコールグリル(47cm)。どうしようかと2秒ほど悩んで、ここぞとばかりにWeberのより大きいサイズ(57cm)のチャコールグリルを導入することにしました。
この記事ではこれまで愛用していたWeberジャンボジョー・チャコールグリルのレビューとアメリカンBBQについて書いてみたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • Weberチャコールグリルに興味がある。
  • 本格的なアメリカンBBQ料理を食べたい/作ってみたい。
  • とりあえずWeberチャコールグリルで何か焼きたい。
  • 実際のユーザーがどのように使っているのか知りたい。
目次

Weberチャコールグリルとは?

Weber(ウェーバー)は1952年、アメリカで誕生した老舗グリルブランド。球体の蓋付きチャコールグリルがWeberの特徴です。世界中に愛用者がいて日本にも正規販売代理店があるのでグリルやアクセサリも手に入り易く、初めてのかたでも始めやすい環境が整っています。

本格的な炭火&スモークのフレーバーを楽しめるのもチャコールグリルならでは。

Weberチャコールグリルの特徴

  • ボウルと蓋はホーローで耐食性に優れる。
  • ドーム型の蓋による対流で、オーブンのような調理が可能。
  • アメリカンスタイルの「Low and slow(低温・長時間調理)」で大きな塊肉も焼ける。
  • スモークチップ/チャンクを使った本格スモークもOK。
  • シンプルなデザイン。軽量で壊れにくい。
  • スマホアプリ(Weberコネクト)のアシスタンスが強力。

色々な食材の調理ができる汎用性がある一方で、本格的なアメリカンBBQ料理を作れます。

スマートグリル・・・スマホアプリをインストールしてWeberコネクト・グリル・ハブとBluetooth接続。ステップ・バイ・ステップでレシピと仕込みから説明してくれて、調理時間と温度管理の通知までしてくれます。再現性高くアメリカン・バーベキューを楽しめます。

多種多様なBBQのスタイル

アメリカンBBQにも地域によって、”ノースカロライナ式”、”メンフィス式”、”カンサスシティ式”、”テキサス式”に大別されます。

参考資料:
[日本語] AMERICAN BBQ ガイドブック アメリカンビーフ&アメリカンポーク公式サイト(米国食肉輸出連合会) 2025
[英語] U.S. Meat Export Federation & Caribbean BBQ Association BBQ Training Manual

世界には様々なバーベキュー料理があります。

参考資料:
世界のバーベキュー料理の一覧
List of barbecue dishes (Wikipedia)

アメリカ三大BBQ料理

以下がアメリカ三大BBQ料理。

  • プルドポーク・・・豚肩ロースの塊肉
  • スペアリブ・・・豚の骨付ばら肉
  • ブリスケット・・・牛の肩(かた)ばら肉

これらのレシピはネットでも調べることができて、Weberチャコールグリルがあれば本格的に作ることができます。他方、日本と海外の精肉には品種、飼育方法、肉質、安全性などに違いがあり、近所のスーパーや肉屋で塊肉を入手できないことが多いと思います。私の場合は塊肉をオンラインやコストコで調達しています。

近所のスーパーにある食材で作るというのも今後は積極的にチャレンジしていきたいジャンルです。

コストコのベイビーバックリブ
コストコで販売しているベイビーバックリブ。タイミングが良ければ1.8~2.1kgくらいのベイビーバックリブが沢山置いてある。
プルドポーク
「プルドポーク」を作る。
大きな肉の塊に子どもたちのテンションもアガる。

日本のグリル/バーベキュー

“かまど”は日本語ですが、海外でも”Kamado”と呼ばれるかまど型バーベキューグリルがあります。本体がスチールの二重構造で断熱性に優れる「Weber Summit Kamado E6チャコールグリル」や、セラミック素材の「Kamado Joe」、「Big Green Egg」などです。日本のかまどとは異なるもので、これはこれで興味があります。重量があることやセラミック素材の繊細さがあるので取り扱いに気を付ける必要がありそうですが、もし機会があれば使ってみたいですね。

私自身、七輪も愛用しています。珪藻土で囲われた炭火の火力は素晴らしいです。
七輪は高温で短時間調理(グリル)が得意で、焼き鳥や和牛、干物なんかは抜群に美味しく仕上がります。牛タンを焼いても最高です。

七輪が遠赤外線効果で食材を美味しく焼き上げる一方で、Weberチャコールグリルは、Low and slow(ロー・アンド・スロー。低温でじっくり火を通すアメリカンスタイルの“バーベキュー”)が得意。
丸鶏のローストやベイビーバックリブのようなメニューは七輪では難しいところで、アメリカンスタイルのWeberグリルが活躍します。

七輪は熱膨張を繰り返したり、水分が原因でひび割れが避けられず取り扱いに注意が必要です。Weberチャコールグリルはシンプルな作りで、そもそも壊れるものが無いのが良いところでもあります。

それぞれ違う料理で、どちらも魅力的です。

七輪は今も大変魅力的な道具ですが、材料となる珪藻土は能登半島で採掘されており、2024年1月1日の能登半島地震の影響で一時的に生産が限られています。2025年現在、一部メーカーが供給を再開しつつあり回復フェーズにあるものの完全な復旧にはまだ時間がかかる見込みのようです。もし運良く入手できたら是非大切に使いたいですね。
七輪が入手し難い状況なので、入手しやすくて調理の幅も広いWeberグリルを使ってみるのもひとつの選択肢かと思います。

WeberチャコールグリルでLow and slowしよう!

Low and slow(ロー・アンド・スロー)は「低温でゆっくり時間を掛けて焼く」ことです。Wikipediaのバーベキューの歴史によると「植民地時代のアメリカではアフリカからの黒人奴隷が実際の調理を務めていた」そうですが、現代では自分のスマホアプリに調理時間と温度の管理/通知をしてもらい、焼きあがるまで空調の効いた屋内でビールを飲んでくつろぐ、といったことが可能となっています。

低温でゆっくりと焼き上げる時に私がよく使うセットアップを下のイラストで示しています。ダイレクト(直火)ではなくインダイレクト(対流伝熱・放射伝熱)により肉の内部が目標温度になるまでじっくり焼き上げます。セットアップがばっちり決まると、ほぼ放置でグリル庫内温度が一定範囲に保たれ調理が進みます。2.3kgの豚肩ロースをバーベキューした時は10時間近く掛かりました。

炭の上に肉を置くとダイレクト(直火)になってしまうので、インダイレクトで調理する場合は、直火を避けるためグリルのスペースが限られます。炭の上に置くことでインダイレクトにすることができる”ディフレクター”というモノもあるので使ってみたいです。

Weberグリル
私のLow and slowの配置はこんな感じです。
  1. 排気ダンパー・・・開き具合を調節して温度設定します。
  2. 肉・・・ウォーターパンの上に配置します。
  3. スマートグリルハブ・・・グリル庫内温度や肉の温度を測ります。
  4. ウォーターパン・・・肉が乾燥しないようにするため。スモークにも水蒸気が必要です。
  5. ウッドチップ・・・燻製する。アップルかヒッコリーがおすすめ。
  6. ブリケット・・・3列のスネークメソッドにすることが多い。
  7. 吸気ダンパー・・・調理中は常に全開。

安全のため肉はしっかり加熱する

肉にしっかり火を通すことで食中毒を防止します。
厚生労働省の「お肉はよく焼いて食べよう」ページを参考情報としてリンクを貼っておきます。厚生労働省. (2025)

Weber公式では、牛 53℃、豚 63℃、鶏 73℃を目安にすると記載があります。

温度調整のやり方

Weberチャコールグリルの温度調整はグリルの上と下に付いている2つのダンパー(風量調節弁)で行います。ダンパーを締め切ると庫内の温度が上がると直感的に思いがちですが、庫内の空気の流量が増えると温度が上がります

Weber社の推奨では基本的に吸気ダンパー(イラストの⑦)は常に全開のまま。
排気ダンパー(イラストの①)の開き具合を以下の表の通りに調整することで温度調整を行います。

庫内温度排気ダンパーの開き具合
[強火] 232~287℃全開
[中火] 176~232℃1/2開く
[弱火] 121~176℃1/4開く
[Low and slow/smoke zone] ~121℃ 1/4~1/8開く
消火全閉

庫内の温度は色々な要因に影響されています。外気温や風の有無、食材、燃えているブリケット(炭)の数などによって温度は変わります。インテーク・ダンパーが落下したウッドチップなどで塞がれていないかも確認します。

私が愛用しているWeberグリル

Weber Jumbo Joeチャコールグリル

特徴
  • コンパクトでポータブルなので持ち運びと収納に便利。
  • ベイビーバックリブを平置きで1ラック調理できるくらいのサイズ感。
  • コンパクトでもしっかりWeberチャコールグリル!本格的なアメリカンBBQ料理もできます。

私はジャンボジョーのコンパクトさとポータブルさが好きです。ガレージで使っていた頃はガレージ2階の棚に収納していました。使う時はロールトップテーブルに載せます。使う都度テーブルを展開する手間がありますが、調理が終われば全て片付けられます。普段はとにかく床のスペースを有効に使いたいというかたにはおすすめです。

Weber Master-Touchチャコールグリル

大人数でBBQすることが増えたので、より大きな57cmのWeberチャコールグリルを買いました。Weberオリジナル・ケトルにしようか迷ったのですが、Weber Master-Touchチャコールグリルにしました。今後使ってみたいと思います。

Weber Original Kettle Premiumチャコールグリル

定番グリルです。迷ったらこれで良いのではないでしょうか。

特徴
  • ファミリーBBQにも十分なサイズ感
  • キャスター付きで移動が楽。
  • 初心者でも扱いやすく、コスパが高い!

Weberと使いたいおすすめアクセサリ

Weberには、便利で格好いいアクセサリが豊富にそろっています。
各リンクから商品詳細をチェックできます。

Weberチャコールグリル

プレミアムグローブ

BBQは安全第一。Weberプレミアムグローブなら、しっかりとした耐熱性と優れたグリップ力で安全で安定したグリル作業ができます。まだ熱いグリル網の清掃するときにも重宝します。黒に赤のアクセントのデザインが映えるグローブです。

Weberブリケット(炭)

長時間じっくり焼く「Low and slow」調理には、火力が安定しやすい炭が必須です。Weberブリケットは、”良い火付き”と”適度な火持ち”で安定した温度をキープできます。

天然点火キューブ

ラピッドファイヤーチムニースターター

チャーバスケット

プレミアム3ピースツールセット

スモーク・ウッド・チップ

ドリップパン

Weber Connect スマートグリルハブ

火消し壺

ワイヤーブラシ

クックボックススクレーパー

ニトリルグローブ

最後に

これから少しずつ加筆・訂正・校正しようと思います。

Weberチャコールグリル アメリカンBBQ

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この記事を書いた人

ジープ・軍用車専門レストアショップに勤めたあとIT業界へ転職。三菱ジープJ3R(不動)、J54A(不動)を所有。ジープ・JKラングラー・アンリミテッド・ルビコンでJeepライフ復帰。 東京在住。千葉拠点でのリモートワークやガレージライフについて情報発信しています。

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